プラスサイズモデルたちの生き方に学ぶ本当の美の基準とは?

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プラスサイズモデル2

プラスサイズモデルとは

モデルと言えば、身長が高くスラっと痩せていて8頭身、9頭身と言われるような小顔の人たち・・・が常識ですよね。

ですが、今特に女性モデルの世界でその常識が変わるようなムーブメントが起こっているのをご存知でしょうか。

プラスサイズモデルと言われる、一般的な身長や体重よりも大きな体系の女性たちがファッション誌の表紙を飾ったり、ショーのモデルをしたり、その生活が憧れの目を持って注目されたりしているのです。

これは、少し前に痩せすぎのモデルに対し健康的ではないという批判が集まって問題になったことの反動とも言える社会現象であるかもしれません。

日本でも数年前から、通販雑誌でプラスサイズ専用の冊子が作られ、ファッション誌でもいわゆる「ぽっちゃり女子」の特集が組まれるなど、プラスサイズモデルを目にすることも珍しくなくなりました。

 

プラスサイズモデルたちは特にサイズの関係ある衣料品のモデルだけではなく、化粧品、服飾雑貨、医薬品や家庭用品に至るまでの幅広い分野で仕事を請け負います。

これは、彼女たちが決してサイズが一般より大きいということだけでなく、その存在が社会に対して美しさの基準について考えさせるきっかけを作り、新しい美の基準、価値観の提示を行っていることがひとつの要因ではないかと感じます。

 

ネット上でも現在活躍するプラスサイズモデルたちの画像を目にすることが出来ますが、みんな平均以上にふくよかで大きな体をしているにも関わらず、見られることに全く抵抗を感じていない様子で、自信にあふれ輝いています。

水着や下着のような体の露出が多い衣料品のモデルにも起用され、これまでの常識を覆すインパクトを与えています。

プラスサイズモデルの世界で特に注目を集める女性の中にはアメリカ人モデルのアシュリー・グラハムやオーストラリア出身のブリー・ウォーレンなどの名前が挙がります。

 

世の中の常識に疑問を投げかけ、美とは何かについて問いかける彼女たちの存在。

一生懸命痩せようと必死の私には目からうろこで彼女たちのことをもっと知りたいと感じました。

 

プラスサイズモデルの実際のサイズって?

平均以上の体型と一言で言っても実際にはどれくらいのサイズであればプラスサイズと言えるのでしょうか。

 

日本人の平均サイズを見てみましょう。

 

・身長:158cm

・体重:50kg.

 

数字だけを見るとスタイルがよさそう・・・と感じてしまうのは私だけでしょうか。

日本人は特にスリムな体型に対する理想が高く、年々平均のサイズも理想サイズに近づいてきているという話も聞かれます。

 

人種が違うとこの平均はどのように変わるのでしょうか。

アメリカ人女性の平均サイズを見てみましょう。

 

・身長:163cm

・体重:74kg.

 

身長に意外と差がないというのが正直な印象がですが、一方体重についてはかなりの差がありますね。

おそらく、人種の個性による所や食生活の特長により一部日本で言うところの肥満の基準よりかなり大きな人もたくさんいることが平均を上げている原因ではないかと思われます。

 

両国の平均に関してはこのような数字が確認できましたが、実際に肥満かどうかについてはこの平均は関係なくBMI(Body Mass Index)という指数を計算することにより判定します。

計算式は次のとおりで、身長はcmではなくmに直し計算します。

 

[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]

 

つまり、体重が50kgで身長が158cmの日本人女性の平均で見てみると・・・

 

50÷(1.58×1.58)=50÷2.4964≒20

 

ということになります。

 

尚、BMIの判定基準については以下のとおりです。

 

18.5未満・・・低体重(やせ)

18.5~25未満・・・普通体重

25~30未満・・・肥満(1度)

30~35未満・・・肥満(2度)

35~40未満・・・肥満(3度)

40以上・・・肥満(4度)

(出典:日本肥満学会)

 

日本人女性の平均は普通体重の中でも少し痩せ寄りであることがわかります。

実際のプラスサイズモデルの身長や体重については、平均くらいの人もいれば、体重が100kg.以上の人もいたりかなりの幅があります。

アメリカ人プラスサイズモデルとして有名なアシュリー・グラハムに関しては体重の公表はされていないようですが、身長が175cmで、服のサイズが日本で言うところの19号(5L相当)サイズ

スリーサイズも、バスト106cm、ウエスト85cm、ヒップ118cmと全体的にかなり大きい印象を受けます。

 

また、日本人のプラスサイズモデルではサイズを公表している人がいます。

こちらの数字は・・・

 

身長:162cm(平均+4cm)

体重:80kg.台(平均+おおよそ30kg.)

バスト:109cm(平均+25cm)

ウエスト:94cm(平均+27cm)

ヒップ:115cm(平均+29cm)

 

身長も日本人平均よりは高いですが、すごく高身長という印象ではなく、いわゆる「ぽっちゃり女子」を連想する数字ですよね。

プラスサイズモデルは、定義として身長や体重などの体型が平均以上、ということが言われますが全体的に見ると身長の大きさよりも体重の大きさの方にフォーカスされているモデルと言えそうです。

いずれにしても、着られるサイズの服が多く出回らない、これまではファッションの業界ではどちらかというと否定される存在であったオーバーサイズの市場に注目が集まったことにより生まれたのがこのプラスサイズモデルたちです。

 

プラスサイズモデル1

 

プラスサイズモデルたちが提案する新しい価値観

 

彼女たちの人気が出て注目を浴びている理由は単にこれまでとは違うサイズの大きなモデルであるからというだけにとどまりません。

見た目だけの特異性ではなく、彼女たちはこれまで世の中が常識としていた美の基準や、生き方に至るまで啓蒙的な存在として認知されているため多くの人の支持を集めているのではないかと感じます。

ネット上に公開されている彼女たちの私生活を見ると、堂々とふくよかな体で水着を着てレジャーを楽しみ、時に多くの女性から目の敵にされるセルライトを「それも含めて自分」と隠すことなく掲載しています。

また、体型に対する多様性を認める世の中にするために自らのボディーイメージを発信し続ける人も多くいます。

 

特にプラスサイズモデル界で人気のアシュリー・グラハムはSNS上で自身の体についての肯定的発言や、これまでの美の価値観にとらわれない自由な感性と生活を公開し注目を集めています。

 

どんな体型であっても恥じたり、自信を失ったりすることは無い。

 

ありのままの自分を受け入れ愛するようにメッセージを発信している彼女は、外見の魅力に留まらないライフスタイル自体のお手本として多くのファンからの支持を得ています。

 

プラスサイズモデルとして活躍する人たち

 

プラスサイズモデルとして世界的に有名なアメリカ人モデルのモデルアシュリー・グラハムについていくつかご紹介しましたが世界には、プラスサイズモデルとして活躍する人たちが他にも数多く存在しています。

そもそも、プラスサイズモデルが普及したきっかけはファッションモデルの体型と一般人の平均体型に大きな差があったことが要因です。

米国人女性の衣類の平均サイズは日本で言うところのLL~3L相当ということもありより現実に近い体型のモデルたちの出現は「自分たちでもモデルと同じようにおしゃれを楽しめる」という期待と自信を提供したと言えるのではないでしょうか。

 

世界で活躍するプラスサイズモデルには次のような人たちがいます。

 

・ブリー・ウォーレン・・・オーストラリア出身。ファッション通販雑誌のモデル。

 

・ナオミ・シマダ・・・日本人の父、イギリス・ドイツ・カナダの血を引く母親の間に生まれた。12歳まで東京で過ごし現在はロンドン在住。人気通販のファッションもデル。

 

・キャンディス・ハフィン・・・アメリカ出身のプラスサイズモデル。2016年にはファッションブランド「Mango」のモデルとしてビキニショットを披露。

 

・イスクラ・ローレンス・・・イギリス出身。現在はアメリカを中心に活躍中。豊満なボディと小顔のギャップ、内面が伺えるようなチャーミングな笑顔で人気。

 

欧米では日本と比べ文化や人種の違いもあり、大きな体型の人が多いせいか活躍するプラスサイズモデルも多く存在しているようです。

 

では、日本人のプラスサイズモデルはどうでしょうか。

日本ではまだまだ、スリム信仰が根強くあるせいかすぐに名前が出てくるようなプラスサイズモデルが存在しないのが実情です。

ですが、ファッション通販業界を中心にふっくら体型のプラスサイズモデルの活躍の場が広がっていることは確かです。

中でも、プラスサイズを扱うファッション通販サイトとして注目を浴びているのが「Alonoma」。

様々な、プラスサイズの衣料品を扱うブランドを掲載していて、起用されているモデルも高身長からぽっちゃり体型のモデルさんまで多岐に渡っています。

この通販サイトを覗いてみると、平均的な体型ではなくても着られるおしゃれな服がたくさん掲載されていて、通常より大きい=おしゃれじゃない、ということではないのだということに気づかされます。

 

最近では、女性コメディアンである渡辺直美さんがインスタグラムなどSNSでファッションを楽しむ自身のライフスタイルを発信していてとにかくすごい人気です。

もともとはモデルではないものの日本の人気ファッション誌や海外の「VOGUE」の紙面を飾るなど、本職のモデル顔負けの活躍ぶりです。

とにかく、全てに対しポジティブで大きな体でも自分のしたいファッションを楽しみ、それを自信を持って世の中に発信する、そのスタイル自体が大きく支持されている理由ではないでしょうか。

数名のプラスサイズモデルについてみてみましたが、どの人たちにも言えるのが見た目のインパクトだけではなく、自分の考えやライフスタイルに自信を持ち、ありのままの自分で楽しむ、世の中の偏見を払拭したいという思いがある、そのポジティブな思考が人々を引き付けるのではないかと感じます。

 

 プラスサイズモデルの食生活

プラスサイズモデルの体型や考え方を見てみると、気になってくるのがどんな食生活を送っているのかと言うことではないでしょうか?

体型を気にしない、太っていても良い、ということは食事も気にせず奔放なのではないかと想像しますが実際はそうではないようです。

有名プラスサイズモデルのアシュリー・グラハムは朝食にはスムージー、ランチには野菜中心のサラダなど、一部を見ただけでも健康に気を使った食生活を心がけている様子が伺えます。

ですが、ローカロリーの偏った食事ということではなく、フルーツや、チョコレート、サツマイモなどの炭水化物やご褒美にはベイクドポテトとマカロニチーズを食べるなど過度にカロリーを気にしすぎず「バランス」を大切にしています。

時には高カロリーのピザを楽しむこともあるようで、お気に入りの食べ方は耳の部分にチョコクリームをつけるものだそう。

通常のモデルさんの食事としては想像つかないハイカロリーな食べ方ですよね。

 

また、プラスサイズモデルの中には元々は制限的な食生活をしていて痩せていたという人たちもいます。

一日の摂取カロリーを極端に抑えて痩せた体を維持していた結果、その反動で過食がとまらなくなるといった摂食障害の症状を経験している人もいます。

そこから、自分の理想と戦うことをやめありのままの自分を受け入れることによりプラスサイズモデルとして脚光を浴びるようになったと語るモデルもいます。

 

摂食障害とは、食事を極端に減らしたり、低カロリーのものしか口にしないなど過度のダイエットなどから発症する拒食症や、逆に食べ過ぎてしまう過食症があります。

拒食症と過食症を繰り返す人もいて、主には「太りたくない、もっと痩せたい」という極度のこだわりや、太っている=醜い、価値がいないといった誤った思い込みが背景にある心の病でもあります。

 

そういった辛い経験や、時に病を乗り越えて自分の大きい体をありのままに受け入れるという選択に至ったプラスサイズモデルたち。

ですが、彼女たちは太っていてもいいから適当な食生活をしていい、運動をしなくてもいいという考え方ではなく、中には食生活に気を配り、エクササイズに熱心に取り組んでいる人たちも多く存在するのです。

つまり、平均より大きいサイズや体重が多いということが、不健康な食生活や、運動を怠っている、努力を怠っているということとは無関係ということがわかります。

プラスサイズモデルである彼女たちは、これまでの過度なダイエットや、カロリーを気にしすぎる食生活に疑問を投げかけながらも人一倍体を気遣ったバランスの良い食生活をし、健康維持のためにエクササイズをする努力家たちであると言えるのではないでしょうか。

プラスサイズモデル3

まとめ

プラスサイズモデルたちの体型や、ライフスタイル、価値観、様々な角度からご紹介しましたがご自身の常識について考えるきっかけを作っていただけたのではないでしょうか。

 

大切なことは、太っている痩せている、大きい小さいということが価値ではない、ということです。

 

どのような外見であれ、そのこと自体が良い悪いを判断する基準ではなくどんな人でもしてみたいおしゃれを楽しみ、人生を楽しむ権利があるということです。

健康に気を使いながらも、食べたいものを我慢しすぎず食事を楽しみ、運動不足を感じたらエクササイズを行う努力をしてみるなど全体的なバランスが大切ということを教えてもらっている気がします。

どんな自分でも価値がある、素晴らしいと発信し続けてくれるプラスサイズモデルたちの生き方や言葉には自分に自信がない人、痩せようと必死な人、偏った価値に縛られている人たちの心を導いてくれる力がある、そんな風に感じます。

 

毎日体重計に乗って憂鬱な気分になっている、カロリーが気になって食事が楽しめない、そんな方は是非彼女たちの生き方を参考に偏ってしまった考え方を見直すきっかけにしていただければと思います。

 

プラスサイズモデル4

 

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