その使い方大丈夫?洗剤を学んで賢くお掃除

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日常のお掃除で使われている洗剤の種類を数えたことはありますか。

掃除をする場所ごと、きれいにしたいもの別に違うタイプの洗剤を使っていると思いますが改めて考えてみると家庭には実に多くの洗剤が存在することに気づきます。

スーパーに行けば、お掃除や家事の用途別に洗剤が販売されています。
食器用、洗濯用、お風呂洗い、トイレ洗い、床用、キッチン用などなど。
細かく上げるとキリがないほど様々な洗剤を目にすることができます。

ですが、たくさんある洗剤も実はその性質を5種類に分けることができ、それぞれに最適な使用場所や使用法の特徴があります。

市販の洗剤を買ってきても、その洗剤の特徴に合わせた使い方をしないと効果は期待通りに得られないことがあり、その分労力や費用が無駄になっている可能性があります。

専用の洗剤を使っているからと安心しきっている今の家事を洗剤について少し勉強することで効率の良いものに変えてみませんか。

 洗剤の種類

洗剤の種類をそのpH値により分類してみると5つの性質に分けることができます。
このpH値による性質を液性といい、0~14の値であらわすことができます。
まずは、この液性による洗剤の種類と特徴について見てみましょう。

酸性洗剤(pH1~3)

効果的な汚れの種類

人体から排出される脂肪分、し尿、たんぱく質、水垢、水回りのカルシウム分が付着した汚れ、その他アルカリ性質の汚れに対し有効。

その名の通り、酸性の液性をもつ洗剤でpH3未満のものが酸性洗剤と呼ばれています。
酸性度が高い=洗浄力が強く、家庭用洗剤としてはトイレ用洗剤として見かけるのがこのタイプの洗剤です。

トイレの特徴的な汚れである水垢や尿石などはミネラル成分が固まってできているアルカリ性の汚れであるため、その逆の性質を持つ酸性洗剤で中和することで汚れが柔らかくなり落としやすくなるというわけです。

・弱酸性洗剤(pH3~6)

効果的な汚れの種類

石鹸カス、湯垢、脂肪分

弱酸性洗剤はお風呂洗剤、シャンプー、ハンドソープ、ボディーソープ、洗濯洗剤によくみられる表示です。

商品の特徴としてもわかるように、人の肌に触れるものに多く使われていますがこれは健康な人の肌が弱酸性であるためです。

アルカリ性の汚れに効果を発揮し汚れ落ちが良いことと、人の肌に優しいというバランスの取れた特徴を持つのが弱酸性洗剤です。

中性洗剤(pH6~8)

効果的な汚れの種類

軽い汚れ、食器についた油汚れ、家具や家電についた手垢、軽い皮脂汚れ、デリケートな素材についた汚れ

中性洗剤は、酸性でもアルカリ性でもなくその中間の性質であることが最大の特徴です。

洗剤は酸性やアルカリ性に傾くほど洗浄力が強くなるため、中性洗剤はその中でも洗浄力が弱くひどい汚れを落とす効果は期待できません。

では、なぜ中性洗剤が存在するのか?
中性洗剤の最大の利点は汚れを落とす効果が穏やかな分、肌や、デリケートな素材に対して優しいということにあります。

中性洗剤が一番活躍しているのは食器洗い洗剤です。
毎日、時には素手で使用する食器洗い洗剤はある程度汚れを落とす効果はありつつも肌に優しいものでないと継続して使用することができません。

中性洗剤は洗浄力が弱い分界面活性剤など汚れを浮かせる働きをするものと組み合わせてより効果的にきれいになるよう工夫されているものがあります。

弱アルカリ洗剤(pH8~11)

効果的な汚れの種類

ドアや床などに付着した手垢や油汚れなどの軽いもの、キッチンの油汚れ、衣類の皮脂汚れ

弱アルカリ性洗剤は主に、床や壁など住居掃除用の洗剤として多く販売されています。

また、一部弱酸性のものもある洗濯洗剤も実は一番多いのはこの弱アルカリ性質のものです。
衣類には汗ジミや油汚れが付着しており、これらを効果的に落としつつも衣類を傷めないマイルドな洗浄力が弱アルカリ性の働きとして利用されています。

ある程度の汚れを落としつつ素材に優しい作用の弱アルカリ洗剤は住居内の広い範囲の汚れに対する万能洗剤と言って良いかもしれません。

アルカリ洗剤(pH11~14)

効果的な汚れの種類

カビ汚れ、排水溝のヌメリ・詰まり、レンジフードなどの頑固な油汚れ

アルカリ洗剤はその強力な洗浄力が特徴で、正反対の酸性の汚れ、主にキッチンの頑固な油汚れに効果を発揮します。

また、アルカリ性の洗剤の中でも塩素系漂白剤に関しては強力な漂白、殺菌効果がありその種類によりカビ取り剤として使われるものや衣類用として使われるものがあります。

洗浄力がかなり強力な反面、肌や素材を傷めてしまう可能性があり、使用の際には手袋を使ったり、素材を選んで使うなど注意が必要です。

注意事項が多いため少し危険なイメージのあるアルカリ洗剤ですが、実は環境にやさしいと掃除に取り入れられることの多い重曹もアルカリ洗剤の仲間に分類されます。

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 それぞれの洗剤の効果的な使い方と注意点

ご覧いただいたように、洗剤と一口に言ってもその種類と特徴を5つに分類してみると用途や性質が違い使い方によっては効果を発揮しない場合があるということがご想像頂けるかと思います。

ここでは酸性・中性・アルカリ性の3種類に分けてそれぞれの効果的な使用法と注意すべき点について見ていこうと思います。

酸性洗剤

トイレ掃除やふろ用、キッチン用の水回りに使われることの多い酸性洗剤は、アルカリ性の汚れに効果があるため、その性質を持つ、便器についた黄ばみや尿石、水垢、水道周りのカルキ焼けなどに効果を発揮します。

また、ほかにもアンモニア臭やたばこのにおいの消臭にも効果的です。

酸性洗剤の上手な使い方は放置時間にあります。

実はこれはアルカリ洗剤にも共通の使い方ですが一定の時間洗剤を浸透させることで効果を高めることができ、つけてすぐにこすり洗いするなどでは十分に汚れを落とせない可能性があります。

そこで、活躍するのがティッシュやキッチンペーパーに薬剤を含ませ汚れに張り付けて洗剤を浸透させる湿布方式のお掃除法。
ただ塗布して放置すると薬剤が流れ出て効果のある濃度を保てない場合があるためキッチンペーパーなどを使用して汚れに湿布をしましょう。
乾燥を防ぐために、上からラップでカバーをするとより効果的です。

洗剤の種類や強度により放置時間などは違いがあるため表示をよく読み決められた時間内に洗い流すようにします。
この時間が短すぎると効果が低くなり、長すぎると汚れは落ちても素材を傷つけてしまう可能性があるため注意が必要です。

また、酸性洗剤は微生物が原因で発生する水垢には効果を発揮しますが、似ているようでも湯垢には効果がありません。
湯垢は水垢と性質が違いマグネシウムと石鹸カスが結びつくことで酸性の汚れを作り出すため同じ性質の酸性洗剤では効果が得られないのです。
似ているようでも汚れの性質が違うため掃除の仕方を分ける必要があります。

そして、酸性洗剤の使い方で特に知っておかなくてはいけないことは、塩素系漂白剤とは決して混ぜてはいけないということです。
酸性洗剤の場合パッケージに「混ぜるな危険」の文字が表示されているのを目にしたことがあると思います。
これは酸性洗剤と塩素系漂白剤の成分である次亜塩素酸が反応し塩素ガスを発生させるために注意を呼び掛ける表示です。

塩素ガスは刺激臭があり、呼吸器や、目、口腔内など粘膜組織を破壊する作用があり濃度が高くなると命の危険を伴う場合がある危険なガスです。
注意事項をよく読み塩素系の洗剤と混ざることが無いよう十分な注意が必要です。

中性洗剤

食器洗い洗剤に代表される中性洗剤は洗剤の中の万能選手と言って良いほど実は使い勝手の良いのが最大の特徴です。
頑固な汚れには効果が期待できませんが、その分マイルドにある程度の汚れを幅広く落としてくれる洗剤なのです。

中性洗剤が使える場所、素材には次のようなものが挙げられます。

・ワックスや塗装が施されている木材の床

・陶器

・ガラス

・石材

・金属

・プラスチック

・ゴム

・合皮(水で薄めて)

・大理石

など

とにかく使用できる場所の幅が広いので迷ったときには中性洗剤を選択すれば大きな間違いはないと言って良いのではないでしょうか。

家の中の水拭きをする際にもただの水拭きではなく、中性洗剤をぬるま湯に溶かし泡立たないよう薄めた液で拭き掃除をするとより汚れ落ちが良くなります。

また、食器洗い洗剤に関しては用途の表示に野菜洗いと書いてあるものもあり口に入れる野菜を洗う目的でも使用することができます。

中性洗剤の注意点としては、幅広い場所に使用できるものの、コーティングされていない木材や、壁紙、布類に原液のまま使用するとシミになったりする場合があるということです。
心配な場合には薄めた中性洗剤を含ませた布を固く絞り、目立たない場所で一度試し拭きしてから使うようにしましょう。

アルカリ洗剤

 アルカリ洗剤は酸性の汚れを洗浄するのに向いています。

酸性の汚れには次のようなものがあります。

・キッチンなどの油汚れ

・湯垢

・手垢

・皮脂汚れ

・食べこぼし(炭水化物、たんぱく質、脂肪分)

・生ごみ

など

これらの汚れに効果的なアルカリ洗剤には様々な種類がありますが、よりナチュラルで安全性が高いお掃除で定評のある重曹の効果的な使い方をご紹介したいと思います。
アルカリ洗剤の一種で弱アルカリ性に分類される重曹はキッチンで五徳の焦げ落としや食品を扱う電子レンジ内の清掃に使用されることがありますが、消臭効果もあり次のような使い方ができます。

■下駄箱の消臭

いらなくなった靴下やガーゼで重曹を包み、そのまま下駄箱内に置いておきます。
これだけで重曹がにおいや湿気を吸収し下駄箱内を清潔に保つことができます。

また、靴下などに入れた重曹をそのまま靴に一晩入れておくことで靴の中の消臭をすることもでき、とても便利です。
下駄箱内に置いた重曹は湿気を吸って固くなります。

おおよそ三か月前後を目途に交換してください。

■ぬいぐるみの消臭

子供が手にするぬいぐるみも洗えるものなら良いのですが、洗濯機に入れることで型崩れや乾ききらずに内部がカビたりする心配もあるので水洗いをためらうこともあります。

そのようなときにはビニール袋に入れたぬいぐるみに重曹をふりかけビニールの口を縛りぬいぐるみ全体に粉がいきわたるように袋を振ります。
30分以上そのまま放置し、ぬいぐるみを良く叩いて重曹を振り落としてください。
落ちにくい部分や細かい箇所は掃除機のノズルを使用し丁寧に重曹を除去してください。
最後に固く絞った布で全体を拭いて完了です。

■重曹水を使った掃除

重曹水を使うとさらに幅広い箇所の掃除をすることができます。

重曹水の作り方は42℃前後のお湯100mlに重曹を小さじ一杯溶かしスプレーボトルなどに入れれば便利に使うことができ簡単に作ることができます。
水でも作れますが、より洗浄効果を高めたい場合にはお湯を使うと効果的です。

■重曹ペーストを使った掃除

単純な拭き掃除では取りにくい少し酷い汚れには重曹ペーストを塗布し少し時間を置いてから掃除すると効果的です。

重曹ペーストは基本、重曹3:水1の割合で作りますが使用する場所により使い勝手の良い固さに調整が可能です。

この応用で酸素系漂白剤を混ぜて作った重曹ペーストは浴室などのカビ取り剤に使うこともできます。

重曹2:酸素系漂白剤2:50℃前後のお湯1の割合で混ぜたペーストをカビの気になる部分に不要になった歯ブラシなどでこすりつけ3~4時間程度放置します。
(この時ラップをして乾燥を防ぐ工夫をするとより効果的)

その後洗い流します。

塩素系漂白剤の刺激臭が苦手な方でもこの重曹と酸素系漂白剤を使ったペーストなら我慢なくお掃除ができるのではないでしょうか。
重曹のパワーで、使い続けると浴室の床や排水溝もきれいに保つことができるそうです。

そして、アルカリ洗剤に関する最大の注意点はアルカリ洗剤である塩素系漂白剤と酸性洗剤を決して混ぜてはいけないということです。
このことについては割とよく知られていることですが、天然成分だからと油断しクエン酸を使用した箇所に塩素を使用しガスが発生するという事故も考えられるため取り扱いには細心の注意が必要です。

また、あまり知られていない注意点としてはアルミ素材にアルカリ洗剤を使用すると化学反応を起こし腐食するというトラブルがあります。
アルカリ洗剤を使用する際素材にアルミが使われていないか確認するようにしましょう。

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洗剤別、誤飲の際の対処法

最後に、直接お掃除とは関係がありませんが万が一に備えて知っておいて損はない誤飲時の対処法について学んでみたいと思います。

基本的には酸性~アルカリ性、どの液性の洗剤においても応急処置については同様です。

■希釈したものを舐めたり、一口程度飲んだ場合・・・

・水で口内をすすぐ

・胃の中の誤飲したものを薄める、または食道を保護する目的でコップ一杯程度の水、牛乳、生卵を飲ませる応急処置をする

・いつもと様子が違う場合には受診し医師に相談する

■原液や希釈したものを大量の誤飲の場合・・・

・すぐにコップ1~2杯程度の水、牛乳、生卵を飲ませ医師に相談する

・吐物が気管に入り込む誤嚥が原因で肺炎を起こす可能性がるため無理に吐かせることはしない。自然に嘔吐があった場合には吐物を吸入しないよう気を付ける。

いずれの場合にも、いつもと様子が違う場合や嘔吐、下痢などの症状がある場合には受診し、医師に相談する必要があります。

自治体が運営する急病や、中毒に関する電話相談窓口をチェックしておき相談できる体制を事前に整えておくことも大切です。

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まとめ

煩わしいと感じることの多い掃除や水仕事ですが、洗剤の特性を知ることでその回数や費やす時間を節約することが可能です。

同じ洗剤というカテゴリーでも、適している汚れや効果的な使い方がそれぞれ違うことを念頭に入れ効率的なお掃除を心がけてみてください。

また、安全性の問題もついて回る洗剤。

特に小さなお子様のいるご家庭では洗剤類の取り扱いに注意し、万が一の際の対処法について日ごろから確認しておくことも大切です。

是非、これを機会に身近な洗剤についての知識を深めてみてください。

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