原発事故から5年。食品の放射能汚染は未だ続いている!?

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建物

2011年、日本で連鎖型地震が起こり、津波が襲いました。誰もが知っている東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)です。
このとき、福島第一原子力発電所(東京電力)も強い揺れや津波の影響を受けました。
複数の原子炉の冷却機能が失われ、その後、連鎖的に炉心溶融、水素爆発を起こし、大量に放射性物質を放出してしまったのです。
周辺住民は長期にわたり避難することになりました。
あれから5年。
そもそも放射能汚染はあったのでしょうか?今現在も、食べ物への影響はあるのでしょうか?

そもそも放射能汚染はあったのか?

先に述べた福島第一原発事故により、84京(けい)ベクレルもの放射性物質が大気中に放出されました(京は兆の1万倍)。これは、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の放出量の16%程度に当たると言います。

チェルノブイリ原発事故というと、健康被害として甲状腺がんをはじめとする癌、白血病の増加、そして植物・動物の奇形・巨大化が話題に上りました。

原発事故からの年数が浅いためなのか、福島第一原発事故に関してはあまりそういった話を耳にしませんが、放射性物質が放出されたこと自体は間違いないので、もしかすると…と想像するだけでゾッとしますよね。

そして2015年11月。2号機原子炉建屋から、放射性物質を含む雨水が排水路を通じて海に流出していたことが明らかになりました。まだ記憶に新しいニュースだと思います。

放射能汚染は起きていると言われており、まだまだ予断を許さない状況のようです。

食品の放射能汚染は未だ続いている!?

放射能が半分になるまでの時間を「半減期」といいます。
今現在は、空間線量は半減期を過ぎたと考えられていますが、食品の汚染については、東日本の広い範囲で基準値超えのものが多数存在するようです。

平成26年度の17都県における放射性物質に関する検査においては、全314,216件中、565件の食品が基準値超過と報告されています。
これは全体の0.18%であり、3年前の0.88%と比較すると減少傾向ですが、これなら安心!とはまだ言い難いですよね。

基準値を超過している食品は、原則、市場には出回りません。
しかし、「道の駅」や野菜直売所などで販売されるものの中には基準値超えの食品が出ることも度々あるようです。
これは、原発からやや離れた地域だからという「販売者の意識の低さ」とそれによる「放射能検査の頻度」に問題があるためです。

また、更に深刻なのは水産物ではないのでしょうか。
水産物は「生物濃縮」が起こります。魚や貝に取り込まれた放射性物質は、海水の濃度に比べてより高濃度になるのです。
例えば、海水中の放射性セシウムの濃度を「1」とした場合、ヒラメだと68倍、カツオとブリは122倍…と魚の種類によって度合いは異なりますが、100倍以上の濃縮が起こることもあります。
これらが蓄積していったらどうなるのでしょうか?食品による健康被害は、症状としてすぐには現れないかもしれません。何年も経ってから発病し、放射性物質の影響だと判明する日が来るかもしれません。
自分だけでなく、もし子供が犠牲になってしまったら…そう考えると気が気ではありません。

食品の放射能汚染は未だ続いていると言われています。
私たちは、自分自身や大切な家族の健康を守るために、これからも引き続き放射能汚染を注視していく必要がありそうです。

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