大根は比較的日持ちの良い野菜ですが、保存方法を間違えると、気づいた時には茶色く変色してしまったり、水分が出てきてしまったりすることがあります。そんな悩みを防ぐためには、新聞紙を使うなどの正しい保存方法を実践することが大切です。
この記事では、大根の日持ちを良くするための保存方法について、冷蔵・冷凍・常温の各方法を詳しく解説します。これで、大根の鮮度を保ちながら長期間楽しむことができるようになりますよ。
目次
1.大根の保存方法には、冷蔵・冷凍・常温がある
2.大根を常温保存する方法とは?
3.大根を冷蔵保存する方法とは?
4.大根を冷凍保存する方法とは?
5.新鮮な大根の見分け方とは?
6.大根にもベジセーフが大活躍!
7.大根はこんなお料理に!大根の基本的な活用方法
8.まとめ:大根を長持ちさせる保存方法(冷蔵・冷凍・常温)新聞紙を使った保存方法も紹介!
9.野菜もお米もこれ一本で安心!ベジセーフをお試し下さい
大根の保存方法には、冷蔵・冷凍・常温がある
大根は丸ごと一本の状態で保存する時のみ常温保存が選択可能で、皮をむいたり、カットした大根は冷蔵または冷凍保存をする必要があります。保存方法によって多少味覚が変わるだけでなく、保存可能な期間が異なることから、大根の状態や用途に合わせて適切な保存方法を選択するべきでしょう。
大根を常温保存する方法とは?
先ほどもお伝えしたように、大根は丸ごと1本の状態なら常温で保存できます。
大根を新聞紙で包んで常温保存:日持ちの目安1ヶ月
大根の常温保存は、外気温が25度を超える時期には適していません。夏以外の季節に有効な保存方法と考えましょう。常温で保存する際のポイントは、以下の方法を参考にしてください。
- 大根の乾燥を防ぐために葉を切り落とす
- 大根全体を新聞紙で包む
- 風通しが良い涼しい場所に立てて置いておく
大根の表面が乾いてきたら、早めに使うようにしてください。
なぜ大根を新聞紙で包むのか?
大根を新聞紙でくるむのは、水分の蒸発を防ぎ、みずみずしさを長く保つためです。新聞紙は通気性があり、野菜の呼吸を妨げずに余分な湿気を吸収してくれるため、カビの発生を抑える効果もあります。また、光を遮ることで劣化を防ぎます。こうした理由から、大根を新聞紙でくるむことで、鮮度をより長く保つことができるのです。
土付きの大根は土中保存:日持ちの目安2〜3ヶ月
スーパーで販売されている大根には使えない保存方法ですが、土付きの状態の採れたての大根は土に埋めて保存できます。
- 大根の乾燥を防ぐために葉を切り落とす
- 地面に20〜30cmの穴を掘る
- 斜めに寝かせる
大根が育った環境に近い状態を維持することが大切です。
大根を冷蔵保存する方法とは?
冷蔵保存であれば、どのような状態の大根も保存できます。
大根を丸ごと1本冷蔵する:日持ちの目安2〜3週間
大根を1本丸ごと冷蔵する方法は、常温保存と同じステップで進めます。
- 大根の乾燥を防ぐために葉を切り落とす
- 大根全体を新聞紙で包む
- 冷蔵庫に入れて保存する
冷蔵保存の場合には、新聞紙ではなくラップで大根を包んでも良いです。
大根をカットして冷蔵保存する:日持ちの目安1週間~10日程度
大根を1本丸ごと保存すると冷蔵庫に入りにくい、冷蔵庫のスペースが足りない時には、カットした上で冷蔵保存しましょう。ただし、カット済みの大根は丸ごと1本のまま保存する大根よりも日持ちしません。
- 大根を2つまたは3つにカットする
- 乾燥を抑えるために大根全体をラップで包む
- 冷蔵庫の野菜室に大根を立てて保存する
大根は、土に生えている状態のように立てて保存した方が日持ちが良くなります。牛乳パックやペットボトルの空き容器を使うと良いでしょう。
大根を下ごしらえしてから冷蔵保存する:日持ちの目安1週間
下ごしらえを済ませた大根であれば、すぐに調理を始められます。
カット・下茹で後の大根は、次の手順で冷蔵保存しましょう。
- 大根をカット・皮をむく
- 大根を下茹でする
- 大根の粗熱をとる
- 容器に大根と大根が浸かるくらいの水を入れる
- 水が溢れないように蓋をして冷蔵保存する
下ごしらえ後の大根を冷蔵保存しておくと、おでんや煮物料理に活用できます。
大根を冷凍保存する方法とは?
大根を冷凍保存すれば、カット済みの大根でも1ヶ月程度日持ちをのばせます。解凍と同時に調理ができる形状にカットして、冷凍してください。
大根をカットしてから冷凍保存する:日持ちの目安1ヶ月程度
冷凍保存する大根は、いちょう切り・短冊切りなどに切っておきます。
- 大根を調理しやすい形状にカットする
- ジッパー付きの保存袋に大根を入れてしっかり空気を抜く
- 金属製のトレイにのせた上で冷凍庫で冷凍する
冷凍大根は、解凍せずに調理を始められるため、時短調理に使えます。ただし、冷凍した大根はやわらかい食感に変わることから、大きめに切らない方が良いでしょう。
大根おろしを冷凍する:日持ちの目安1ヶ月
- 大根をすりおろす
- 大根おろしの水気を切る
- 大根おろしをジッパー付きの容器に入れて空気を抜く
- 必要な分だけ折って使えるように箸などでジッパーの上からくびれを入れる
- 金属製のトレーにのせて冷凍庫で冷凍する
大根おろしの水気を切る時に絞り過ぎると、大根おろしがパサパサした食感になるため注意してください。
大根の葉の部分を冷凍する:日持ちの目安1ヶ月
- 大根の葉をよく洗い5mm程度の幅に刻む
- 大根の葉をボウルに移して塩を2つまみ入れる
- 大根の葉をギュッと掴むようにしてもむ
- ボウルの上で水気をとりながらジッパー付きの容器に入れる
- ジッパー付き容器の空気を抜く
- 金属製のトレーにのせて冷凍庫で冷凍する
大根の葉は冷凍前に塩もみすることで苦味が抜け、きれいな緑色を保てるようになります。冷凍ではなく冷蔵保存をする場合の日持ちは、2〜3日です。
新鮮な大根の見分け方とは?
購入時に大根が新鮮でないと、正しい保存方法を実践しても長持ちしません。新鮮な大根を見分けるためのポイントを押さえておきましょう。
- 手で持った時にずっしりと重さを感じる
- 葉の色が鮮やかな緑色
- ひげ根の跡が目立たない
- 皮がひび割れていない
- 表面が滑らかでハリがある
大根は多少曲がっていても構いません。みずみずしくハリがあるものを選びましょう。
大根にもベジセーフが大活躍!
大根は、葉も茎も根っこもまるごと食べられる万能野菜。だからこそ、隅々まできれいに洗うことが重要です。ベジセーフは還元型アルカリバブル電解水を採用し、土汚れをやさしく浮かせ落とします。シュッと吹きかけて軽くもみ洗いし、あとは流水ですすぐだけで、葉先から根部まで安心して召し上がれます。栄養を無駄にせず、余すところなく活用したい大根のお供に最適です。
大根はこんなお料理に!大根の基本的な活用方法
続いて、大根の基本的な活用方法について見ていきましょう。
生で食べる
大根は生で食べることができ、シャキシャキとした食感とさっぱりとした味わいが特徴です。サラダにしたり、おろして大根おろしとして使ったりするのが一般的です。大根おろしは、脂っこい料理や揚げ物、焼き魚などと相性が良く、さっぱりとしたアクセントを加えることができます。
煮物にする
大根を煮物にすると、味が染み込み、柔らかくて甘みのある味わいが楽しめます。おでんや煮物、煮魚などに使われることが多く、特に大根は煮込み料理に向いています。大根が柔らかくなるまで煮ることで、食感がとろけるようになり、食べやすくなります。
炒め物にする
大根は炒め物にも使える食材です。千切りや薄切りにした大根を油で炒め、味付けをすれば、さっぱりとした炒め物が完成します。大根は淡白な味なので、他の食材とよく絡みます。豚肉や鶏肉、魚介類と一緒に炒めると、さっぱりした中にもボリューム感があり、満足感のある一品に仕上がります。
まとめ:大根を長持ちさせる保存方法(冷蔵・冷凍・常温)新聞紙を使った保存方法も紹介!
いかがでしたか?今回の内容としては、
- 大根は丸ごと1本のまま保存した方が日持ちが良い
- 大根は冷蔵・冷凍・常温保存できる
- 大根を常温保存する場合には新聞紙にくるむこと
- 大根は重み・ハリがあり葉の色が鮮やかなものが新鮮
以上の点が重要なポイントでした。大根は新聞紙を活用したりして正しい方法で保存することで、より長持ちします。この記事を参考に、ぜひ大根を上手に保存してくださいね。
野菜もお米もこれ一本で安心!ベジセーフをお試し下さい
近年の野菜やお米の価格高騰。少しでも無駄なく、安心して食材を活かしたいなら、ベジセーフが強い味方です。野菜は皮ごと食べられるから栄養を丸ごと摂取。さらにお米の表面に残る汚れもスッキリ落とし、安心して家族みんなで味わえます。
ベジセーフを使ったお米の洗い方は、従来の力を入れて研ぐ必要がなく、スプレー→なじませ→すすぐだけのシンプル3ステップで完了します。1合あたり3~5プッシュを目安に吹きかけることで、表面の米ぬかや汚れをやさしく浮かせて落とせます。
つけ置き不要で手早く仕上がり、白米本来の甘みや透明感を引き出しながら、家族みんなが安心して食べられるご飯が炊けます。