カットや皮を剥いた「れんこん」を長持ちさせる保存方法(常温・冷蔵・冷凍)をご紹介!

れんこんは、そのシャキシャキとした食感と淡白な味わいで、多くの料理に重宝される食材です。しかし、カット後や皮を剥いた状態で放置すると、茶色や黒色に変色してしまうことに悩んだことはありませんか?変色したれんこんは食べることに問題はありませんが、見た目や風味を損ねてしまう可能性もあります。

さらに、れんこんは保存方法によって日持ちが大きく左右されます。正しい保存方法を知り、れんこんを長く美味しく楽しみたい方のために、この記事では、れんこんの変色の理由から適切な保存方法、さらには解凍のコツまでを詳しく解説します。日々の料理に役立つ情報をぜひ最後までご覧ください。

目次

  1. れんこんの色が変わってしまう理由とは?
  2. 皮を剥いたれんこんやカットしたれんこんを長持ちさせる保存方法とは?
  3. 皮付きのれんこんは丸ごと常温保存できる?
  4. れんこんを冷凍した後のおすすめの解凍方法とは?
  5. れんこんを正しく保存するためのポイントとは?
  6. れんこんのあく抜き面倒…と思っていませんか?それならベジセーフ!
  7. 新鮮なれんこんを購入する時のポイントとは?
  8. まとめ:カットや皮を剥いた「れんこん」を長持ちさせる保存方法(常温・冷蔵・冷凍)をご紹介!
  9. 食料高騰の今こそベジセーフ!

れんこんの色が変わってしまう理由とは?

カットしたれんこんや皮をむいたれんこんは、時間が経つと変色しやすくなります。まず、その変色の原因を知っておきましょう。

れんこんが茶色・黒色に変色する理由

れんこんには、ポリフェノールの一種であるタンニンが含まれています。タンニンは空気に触れることで酸化し、れんこんを茶色や黒色に変色させてしまいます。

この現象は、りんごの切断面でも見られるように、ポリフェノールと酵素の働きによる「酵素的褐変」と呼ばれるものです。なお、皮付き・カット前の状態では、内部のタンニンが空気に触れないため変色は起こりません。

れんこんが青紫色・緑黒っぽく変色する理由

れんこんに含まれるタンニンは、空気のみでなく鉄分とも化学反応を起こします。そのため、鉄製の包丁でカットしたれんこん・鉄製の鍋で調理したれんこんは、化学反応により青黒い色・緑黒い色に変色する可能性があるでしょう。れんこんは調理前・調理後も鉄分と触れないようにしてください。

れんこんに含まれるポリフェノール(タンニン)は、空気だけでなく鉄分とも反応します。そのため、鉄製の包丁でカットしたり、鉄製の鍋で調理したれんこんは、タンニンと鉄分の化学反応により青紫色や緑黒っぽい色に変色することがあります。

皮を剥いたれんこんやカットしたれんこんを長持ちさせる保存方法とは?

続いて、皮を剥いたれんこんやカットしたれんこんを長持ちさせる保存方法を見ていきましょう。空気に触れる面が広いため、乾燥させないように注意することがポイントです。

冷蔵保存する:2〜3日間保存可能

皮を剥いたれんこんやカットしたれんこんは、切り口が乾燥しないようにラップでしっかり包むことが大切です。ラップで包んだ後は、さらに乾燥を防ぐため、ポリ袋やジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵庫に入れましょう。これにより、2〜3日間ほど新鮮な状態を保つことができます。

また、薄くスライスしたれんこんを保存する場合は、蓋つきの保存容器に水を張り、れんこんを完全に浸すようにしてください。この方法で保存すれば、切り口の変色を防ぎ、食感を保つことができます。ただし、当日中に使い切らない場合は、毎日新しい水に入れ替えて鮮度を維持することを忘れないようにしましょう。

冷凍保存する:1ヶ月程度保存可能

れんこんは、次の方法で冷凍保存可能です。

  • れんこんを流水で洗い皮を剥く
  • れんこんを食べやすい形状にカットする
  • れんこんを酢水に5分程度浸す
  • れんこんの水気をしっかり取り除く
  • ジッパー付きの冷凍保存袋に入れて空気を抜く
  • 冷凍庫で保存する

解凍後の用途が決まっていない場合には縦半分にカットすることで、後の使い道に応じて再カットしやすいのでおすすめです。また、れんこんは茹でてから冷凍することも可能です。硬めに茹でて、水気をしっかり取り除いてから冷凍庫に入れてください。

皮付きのれんこんは丸ごと常温保存できる?

皮を剥いたりカットしたりしていない丸ごとのれんこんは、室温が25度以下であれば常温保存が可能です。保存する際は、キッチンペーパーや新聞紙で包んでからポリ袋に入れ、風通しの良い冷暗所に置いておきましょう。

特に、土付きのれんこんは比較的保存性が高く、常温でも1週間ほど持ちます。土を落としたれんこんの場合は、保存期間は5日程度が目安です。ただし、気温が高い季節には、丸ごとのれんこんであっても冷蔵庫で保存するようにしましょう。

れんこんを冷凍した後のおすすめの解凍方法とは?

続いて、れんこんのおすすめ解凍方法を紹介します。

細かくカットせずに冷凍したれんこんの解凍方法

用途が決まっておらず、縦半分など大きいまま冷凍したれんこんは、そのままでは調理できません。冷凍庫から取り出し、常温で短時間置いて表面の霜を溶かし、包丁で切れる程度の硬さになるまで待ちましょう。その後、お好みの形にカットして調理します。長時間の常温放置は衛生上のリスクがあるため、解凍は短時間にとどめることが大切です。

カットして冷凍したれんこんの解凍方法

調理しやすいサイズにカットした後に冷凍したれんこんは、凍ったままの状態で加熱調理します。解凍を待つ必要がないため、調理時間を短くできるでしょう。

茹でてから冷凍したれんこんの解凍方法

事前に茹でた上で冷凍したれんこんは、繊維がやわらかくなっているため解凍してそのまま食べたり、解凍せずに加熱調理する方法で食べられます。サラダやきんぴらなどのメニューに使いやすいでしょう。

れんこんを正しく保存するためのポイントとは?

れんこんを保存する時のポイントは、乾燥を防ぐ・空気に触れさせないことです。以下のポイントを意識して、れんこんの保存中に品質が落ちてしまわないようにしましょう。

可能であれば丸ごと保存する

皮を剥いたりカットしたりしたれんこんは、丸ごとのまま保存するれんこんよりも乾燥しやすく空気との接触を完全に防げません。すぐに使う予定がないれんこんを保存する場合には、可能な限り皮剥きにし、カットを控えましょう。ただし、冷蔵ではなく冷凍保存を選ぶ時は、すぐ調理できる形状で保存できます。

土付き・節付きのれんこんはそのまま保存

土付き・節付きの状態で購入したれんこんを冷蔵または常温保存する際には、土を落としたり節で切り分けたりせずに、そのままの状態を維持してください。先ほど紹介した保存の方法を参考に、その上で乾燥を防ぐ対策を施すと良いでしょう。野菜に付着している土は野菜を乾燥させない役割を持つのです。

れんこんのあく抜き面倒…と思っていませんか?それならベジセーフ!

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新鮮なれんこんを購入する時のポイントとは?

続いて、新鮮なれんこんを購入する時のポイントを見ていきましょう。

ずっしり重みがある

れんこんは手にしてみて、ずっしり重いものを選びます。重さがあるれんこんは多くの水分を含んでおり、シャキシャキした食感を楽しめるでしょう。

ツヤがあり傷がない

れんこんの表面にツヤがあり、傷がついていないものを選びましょう。鮮度が落ちたれんこんは、徐々にツヤを失い茶色いしみができやすくなります。

カット済みの場合は切り口をチェック

れんこんをカット済みの状態で購入する場合には、切り口が白くみずみずしいことを確認します。切り口が酸化して変色していたり、れんこんの穴の中が黒ずんでいるれんこんは、鮮度が落ちていると考えてください。また、カット済みのれんこんは数日中に食べ切るようにしましょう。

まとめ:カットや皮を剥いた「れんこん」を長持ちさせる保存方法(常温・冷蔵・冷凍)をご紹介!

いかがでしたか?今回の内容としては、
・皮を剥いたれんこんやカット済みのれんこんでも、冷蔵・冷凍保存できる
・れんこんは丸ごとのままの方が日持ちする
・冷凍したれんこんは形状に合わせて解凍方法を選択する
・新鮮なれんこんを購入すれば長期間美味しさを維持できる

以上の点が重要なポイントでした。れんこんはタンニンを豊富に含むことから切断面が変色しやすいです。変色を防ぐためにも空気と触れないように保存して、れんこんの品質を維持しましょう。

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