切った後のりんごの保存方法!変色防止の方法とは?

りんごは、そのまま食べても美味しく、料理やデザートにも幅広く活用できるフルーツです。しかし、切った後のりんごは時間が経つとすぐに変色してしまい、美味しそうに見えなくなってしまうことも…。

「切った後のりんごをできるだけ綺麗なまま保存したい」
「変色を防ぐ方法があれば知りたい」

このように思っている方も多いのではないでしょうか?今回は、切った後のりんごが変色する原因を解説するとともに、簡単に実践できる保存方法や変色防止のコツをご紹介します。りんごを最後まで美味しく楽しむために、ぜひ参考にしてください。

目次

なぜ切ったりんごは変色するのか?

りんごの変色は「褐変(かっぺん)」と呼ばれ、切ったりんごを放置しておくと、切断面から少しずつ茶色く変わってしまいます。では、なぜ切った後のりんごは変色してしまうのでしょうか?

りんごの切断面では酸化が起こっている

りんごには、抗酸化物質であるポリフェノールが含まれています。このポリフェノールは酸素と触れることで、酸化し茶色に変わる性質を持ちます。そのため、りんごは切断した部分から酸化が進み、色が変わっていくのです。

りんごの栄養素

りんごには、主に次のような栄養素が豊富に含まれています。

  • ビタミンC: 骨・腱・血管・歯などを正常に保つ、皮膚のメラニン色素を抑える
  • 食物繊維: 腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える
  • カリウム: 余分な塩分(ナトリウム)を排出する

また、りんごは食物繊維による便通の改善や、ビタミンCによる貧血の予防効果も期待できます。りんごはすぐに変色しやすいですが、それによって著しく栄養や味が落ちることはありません。もちろん、保存を気にせずそのまま置いておくとシャキシャキとした食感や香りは失われますので、正しく保存する方法を覚えましょう。

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使い方はとっても簡単

  1. りんごにベジセーフを7回程吹きかける
  2. キッチンペーパーを手に巻き、キッチンペーパーにもベジセーフを吹きかける(布巾でも可)
  3. りんごの表面を磨くように拭きあげる
  4. 最後は軽くすすぐだけ

お子様のおやつや、お弁当のデザートにもぴったりです。自然由来の成分だから、毎日の食卓に安心をプラス。りんごも、野菜も、ベジセーフでスッキリ美味しく!

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切った後のりんごをそのまま保存する前に!りんごを変色させない方法

切った後のりんごを保存する前に、変色を防ぐには次の2点を意識する必要があります。

  • りんごの切断面を空気に触れさせないようにする
  • ポリフェノール酸化酵素の働きを抑える

この章では、ポイントを押さえた、りんごの変色を抑える4つの方法を紹介しましょう。

りんごの変色防止1.りんごを食塩水に浸ける

  • 400ccの水に1g程度の食塩を入れた食塩水を作る
  • カットしたりんごを食塩水に2〜3分浸ける

しかし、「食塩がりんごの味を邪魔するのではないか」と不快に感じる方は、別の方法を試しましょう。

りんごの変色防止2.りんごをレモン水に浸ける

  • 400ccの水に小さじ2杯のレモン果汁を入れてレモン水を作る
  • りんごをレモン水の中に2〜3分浸ける

ただし、レモンの酸っぱさがりんごの味を妨げてしまう恐れがあります。

りんごの変色防止3.りんごを砂糖水に浸ける

  • 400ccの水に大さじ2杯程度の砂糖を入れて砂糖水を作る
  • カットしたりんごを砂糖水に5〜10分浸ける

りんごの変色防止4.りんごをハチミツを入れた水に浸ける

  • 400ccの水に大さじ4杯のハチミツを入れる
  • りんごをハチミツを入れた水に数分浸ける

非常に変色防止効果が高い方法ですが、ハチミツは乳児ボツリヌス症の原因になるため、1歳未満の子供に与えるりんごには使わないようにしましょう。

切った後のりんごの保存方法

切った後のりんごは食感・香りが失われて変色していきますが、それらを防ぐうえで大切なのは、水分の蒸発と酸化を防ぐことです。

前項でお伝えした、食塩水に浸ける・ハチミツを入れた水に浸す・砂糖水に浸ける・レモン水に浸けるといった処理をした後に、以下のいずれかの方法で冷蔵庫で保存しましょう。

  • ジップロックなどの、チャック付きの保存袋に空気を抜いて入れる
  • 1切れずつラップで包む
  • プラスチック製の密閉容器に入れる

半分に切ったりんごは断面が乾燥しないように、ラップに包みましょう。また、冷凍保存する場合はラップで包み、冷凍用の密封袋に入れて保存しましょう。冷蔵庫での保存期間は約3~4日、冷凍庫での保存期間は約1ヵ月が目安になります。

切った後に変色したりんごの色を元に戻すことはできる?

切った後に変色したりんごの色は、実は裏技的な方法で元に戻すことができます。それが、果汁100%オレンジジュースの活用です。

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果汁100%オレンジジュースでりんごの変色を戻す

果汁100%のオレンジジュースには、豊富なビタミンCが含まれており、このビタミンCを活用すれば、茶色くなってしまったりんごの色を、完全ではありませんが戻すことができます。

  • 深さがある容器にりんごが浸かるだけの量の果汁100%オレンジジュースを入れる
  • りんごをジュースの中に入れて10分待つ

りんごにオレンジジュースの風味が多少つきますが、これまでにないフルーティーな味わいになるでしょう。

変色しやすいりんごと変色しにくいりんごの品種について

りんごは品種によって変色のしやすさに違いがあります。続いて、変色しやすいりんごと変色しにくいりんごの品種を見ていきましょう。

変色しやすいりんごの品種

  • 綾香
  • ふじ
  • 陸奥
  • 王林
  • 北斗
  • 星の金貨
  • トキ
  • シナノスイート

切った後すぐに食べ切るまたは加工予定でりんごを買う時には、品種を気にする必要はありません。

変色しにくいりんごの品種

変色しにくいりんごは「千雪」「つがる」などが該当し、数が限られています。中でも「千雪」は、すりおろし後24時間経過しても、ほとんど変色しないりんごとして知られています。

サラダ・デザート・お弁当・給食にも活用しやすく、レストランや加工品開発への活用が期待されています。どうしてもりんごを変色させたくない方は、千雪を活用すると良いでしょう。

変色してしまったりんごを使ったレシピとは?

変色してしまったりんごをうまく活用したいという方は、簡単なアレンジを加えてスイーツを作ってみてはいかがしょうか?ここでは、誰でも短時間で簡単に作れるりんごのスイーツを2種類紹介します。

りんご煮

りんご煮は、パンにのせたりヨーグルトに添えたりして楽しめるスイーツです。特別な準備をしなくても、家にある材料だけで作れます。

【材料】

  • りんご1個
  • レモン果汁大さじ1杯
  • 砂糖50g
  • 水200cc

【作り方】

  1. カットしたりんごと砂糖・水・レモンを鍋に入れる
  2. 中火で温め、煮立ったら弱火に変える
  3. 煮汁が少なくなり全体がしんなりしたら完成

レモンが家にない時は、レモン汁を抜いて作っても問題ありません。レモンを加えると、りんごの色味が美しく仕上がります。

りんごジャム

りんごジャムは、りんごが食べきれない時にぴったりのレシピです。ジャムにしておけば、長期間りんごをじっくり楽しめます。

【材料】

  • りんご2個
  • レモン果汁大さじ2杯
  • ハチミツ180g
  • シナモンパウダー少々

【作り方】

  1. カットしたりんごを塩水にさらす
  2. 鍋に水を切ったりんご・ハチミツ・レモン果汁を入れて中火で加熱する
  3. 沸騰後はアクをとりながら15〜20分中火で煮詰める
  4. とろみがついたらシナモンを加えて火からおろす
  5. 清潔な保存容器に入れる

りんごを皮から煮詰めると、ジャム自体が美しい赤色に染まります。

まとめ:切った後のりんごの保存方法!変色防止の方法とは?

いかがでしたか?今回の内容としては、

  • 切った後のりんごは切断面が酸化して色が変わる
  • 切った後のりんごの変色防止方法は塩水・レモン水・砂糖水・ハチミツ水
  • 切った後のりんごの保存方法は、水分の蒸発と酸化を防ぐために密閉すること
  • りんごは品種により変色のしやすさが異なる

以上の点が重要なポイントでした。りんごを切ったままにしておくと変色してしまいますが、今回紹介した内容を参考に切った後のりんごを保存していただけますと、見た目も美しく口にすることができるでしょう。

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