美味しく炊けるお米の洗い方！しっかり研ぐ必要はないって本当？

お米が美味しく炊ける洗い方を知っていますか？お米は日本人の主食であり毎日のように調理することから、何となく研いでいる、慣れてしまって正しい研ぎ方ではなくなっている方が多いのです。しかし、正しい方法で研いだお米を食べて驚く方もいます。

この記事では、美味しく炊ける正しいお米の洗い方をテーマにお届けしていきます。毎日美味しいご飯が食べたいという方は、ぜひ参考にしてください。

目次

お米は洗い方で味が変わる？

結論から言えば、お米は洗い方で仕上がりが変わります。お米を洗い過ぎると、お米の美味しさまで流れ出てしまうのです。

お米の研ぎ方は昔と違う

少し前までは「お米は研ぎ汁が透明になるまでしっかり繰り返し研ぐ」と教わったと思います。しかし精米技術が発展した今では、昔と同じような研ぎ方をする必要はありません。

精米技術が足りていなかった頃は、しっかり米を洗わなければ「ぬか臭さ」が残ってしまったのです。今と昔ではお米の研ぎ方が変わったことを知っておきましょう。

お米は洗う？研ぐ？

そもそも、お米は洗う・研ぐのどちらが正しいのでしょうか？「お米を研ぐ」という行為は、米同士をしっかり擦り合わせてぬかを取り除くことを指します。しかし先ほどもお伝えしたように、精米技術が発展した現在ではお米の表面にぬかがあまり残っていないため、お米をしっかり研ぐ必要がなくなったのです。

つまり、現在では「お米を研ぐ」というよりも、「お米を洗う」と表現した方が適していると考えても良いでしょう。お米は、軽く洗って汚れを落とすだけで美味しく食べられます。

お米の正しい洗い方とは？

この章では、お米の正しい洗い方について説明します。お米をしっかり研ぎ過ぎると、お米の甘みまで失われてしまうため、注意してください。

お米の正しい洗い方1.お米に水を入れて軽く混ぜる

手をふんわり猫の手の形に丸めて、水を入れたお米を5回程度軽く混ぜます。1回目のお水はお米が水分を吸収する前に素早く流してください。

お米の正しい洗い方2.2〜3回お米を洗う

1回目にお米を洗った水を流した後は、2回目の水を注ぎます。次は、猫の手の形で8〜10回お米を混ぜて流しましょう。2回目のお水を流したら、3回目のお米洗いも同様に行います。

お米の正しい洗い方3.研ぎ汁は少し透明感が出る程度でOK

米の研ぎ汁は透明になるまでではなく、多少透明感が出る程度で終わりにします。最後に、しっかり研ぎ汁を流してください。

お米の正しい洗い方4.炊飯用の水を入れる

米を洗い終えたら、炊飯用の水を入れます。炊飯時の水の量は米の1.2倍程度が適量ですが、炊飯器の目盛りを参考にすると良いでしょう。

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使い方は簡単！ざるにお米を入れ、1合につき3～5プッシュのベジセーフを吹きかけます。軽くなじませたら、水を張ったボウルにざるごと入れてすすぐだけ。これでお米の表面についた汚れや不要なものをスッキリ落とせます。

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お米をより美味しく炊くポイントとは？

お米をより美味しく炊くためには、次のようなポイントを知っておいてください。少しの工夫で、ツヤツヤの美味しいお米が食べられるでしょう。

1回目の洗いで上質な水を使う

お米を1回目に洗うタイミングで浄水器の上質な水を使うと、お米が美味しい水を吸収します。お米を炊く時のみでなく、1回目の洗いで使う水にもこだわってみましょう。2回目以降の洗いでは、水道水を使って構いません。

お米を浸水させてから炊飯する

洗い終わったお米をすぐに炊飯するのではなく、1時間程度浸水させてからお米を炊くと、ふっくらとしたご飯が炊き上がります。この際にも、お米を1回目に洗う時と同じように、上質な水を使うと良いでしょう。

お米は正しく計量する

お米を軽量する時には多くの方が計量カップを使いますが、トントンと2回ほど計量カップの底を打ち、箸などを使ってすり切り一杯を正確に測りましょう。米の計量で誤差が生まれると、炊飯に必要な水の量・ご飯の仕上がりも変わってしまいます。

炊き上がったご飯を美味しく保つためのコツとは？

炊き立てのご飯は美味しいですが、時間の経過とともに味が変わってしまう恐れがあります。炊き立てのご飯の美味しさを長持ちさせるためには、どうすれば良いのでしょうか？この章では、ご飯を美味しく保つ方法を見ていきましょう。

炊き上がったご飯はすぐに混ぜる

炊き上がったご飯は、しゃもじですぐに全体をさっくりと混ぜてください。炊飯器では上の方のご飯が硬め、下の方のご飯は柔らかめに仕上がるため、切るように混ぜることで全体が均一の美味しさになります。

保温はせずに冷凍する

大半の炊飯器には保温機能があります。数時間であれば問題ありませんが、長時間保温されたご飯は美味しさが損なわれてしまうだけでなく、細菌が繁殖する可能性もあります。

一度に食べ切れないご飯がある場合は、ラップや保存容器に入れて冷凍しましょう。解凍すれば、炊き立てのような美味しいご飯を楽しめます。

炊飯器以外でご飯を美味しく炊く方法とは？

炊飯器を使わずに美味しいお米を炊く方法を知っていると、いつでもご飯を作れるようになります。この章では、圧力鍋・土鍋・フライパンでお米を炊く方法を見ていきましょう。

圧力鍋を使う

  • お米を洗う
  • 吸水をせず火をつける
  • 15〜20分程度加熱する

圧力鍋でお米を炊く場合には吸水の時間が必要ありません。そのため、炊飯器よりも短時間でお米を炊き上げられるでしょう。圧力鍋による炊飯は、特に柔らかいご飯が好きな方におすすめです。

土鍋を使う

  • お米を洗う
  • お米を土鍋に入れて蓋をする
  • 加熱して沸騰したら火を止める
  • 20分ほど蒸らして完成

吹きこぼれや焦げに注意して、お米を炊いてください。

フライパンを使う

  • お米を洗う
  • お米をフライパンに入れて弱火で温める
  • 沸騰前に木ベラでお米をかき混ぜる
  • 沸騰した水分を飛ばし過ぎないように注意する
  • 沸騰状態を15分程度キープする
  • 火を止めてから5分蒸らす

フライパンは温度にムラができやすかったり、火加減のコントロールが難しいという注意点があります。難易度は高いものの、慣れればフライパンでもお米を炊けるようになるでしょう。

まとめ：美味しく炊けるお米の洗い方！しっかり研ぐ必要はないって本当？

いかがでしたか？今回の内容としては、

  • お米を研ぎ過ぎると美味しさが失われてしまう
  • お米は研ぎ汁が透明になるまで研ぐ必要はない
  • ベジセーフで簡単にお米は洗うことができる
  • 炊飯器がなくても美味しいご飯は炊ける

以上の点が重要なポイントでした。お米は洗い方によって仕上がりが大きく変わります。正しいお米の洗い方を知り、普段のご飯をより美味しく仕上げてください。

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