新米と古米の違いは?臭い・味・価格の違い、見た目で見分けることは可能?

お米を選ぶとき、「新米」と「古米」の違いを意識したことはありますか?一見どれも同じように見えるお米ですが、実は収穫時期や精米のタイミングによって、風味や食感に違いが生まれます。

今回は、「新米」と「古米」の定義から、それぞれの特徴、さらには店頭や自宅での見分け方、炊き方のポイントまで詳しくご紹介します。お米選びで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてください。

目次
そもそも新米と古米の定義とは?
新米と古米の違いとは?
【店頭で】新米と古米の見分け方とは?
【購入後】新米と古米の見分け方とは?
古米ももっと美味しく!ベジセーフをお試し下さい
新米と古米の炊き方に違いはある?
古米を美味しく炊く方法とは?
まとめ:新米と古米の違いは?臭い・味・価格の違い、見た目で見分けることは可能?
野菜もお米もこれ一本で安心!ベジセーフをお試し下さい

そもそも新米と古米の定義とは?

まずは、新米と古米の定義について知りましょう。単純に最近収穫したお米のみを「新米」と呼ぶわけではありません。

新米は生産・収穫された年の12月31日までに精米・包装したお米のこと

収穫された年の12月31日までに精米・袋詰めしたお米を「新米」と呼びます。一般的なお米は9月〜10月頃に収穫されることから、年内に精米・袋詰めしたものが新米として売り出されるのです。

このような定義が存在するため同じタイミングで収穫されたお米でも、年明けに精米・包装されたお米は「新米」と表示できません。

ただし、新米が早く収穫できる地域もあります。お米の品種にもよりますが、沖縄や九州の一部では7月までにお米が収穫できるため、他の地域よりも早い時期に新米が流通すると言えるでしょう。

古米は収穫後1年たったお米のこと

新米以外のお米が、全て「古米」に分類されるわけではありません。古米は、収穫から1年以上経過したお米を指します。ちなみに、収穫から2年経過したお米は「古古米」、3年経過したお米は「古古古米」と呼ばれます。

新米と古米の違いとは?

「新米と古米のどちらかを選べ」と言われれば、誰もが新米を選択するでしょう。しかし実際のところ、新米と古米にはどのような違いがあるのでしょうか?

新米は古米よりも水分含有量が多い

新米は古米と比較して収穫から時間が経過していないことから、米の中に水分を多く含みます。そのため、モチモチとした食感・ツヤツヤとした見た目・米本来の甘さを味わえるのです。この食感や味わいは、新米ならではの特徴です。

精米技術・保管技術の向上により古米のレベルも上がっている

新米には独特の旨みや爽やかな香りがありますが、古米が劣っているとは言えません。近年ではお米の精米技術や保管技術が飛躍的に向上したことで、新米以外のお米も美味しく食べられるようになりました。

また、新米は粘り気が強いため、チャーハンなどお米のパラパラ感を楽しみたいメニューには、古米の方が適している場合があります。

【店頭で】新米と古米の見分け方とは?

この章では、実際に店頭で新米と古米を見分けるための方法を分かりやすくまとめました。お米を買う時の参考にしてください。

店頭に並んでいる新米は産年をチェックする

店頭でお米を買う時には、お米の袋に記載されている「産年」を確認してください。収穫後1年経過していないお米は、古米に該当しません。また、同年に収穫されたお米は「新米」だと考えて良いでしょう。

購入時期によっては、前年に収穫されたお米でも前年の年末までに精米・包装されていれば「新米」に該当します。ただし、ブレンド米は産年の表示義務がないことから、店頭での確認が難しくなるでしょう。

店頭価格の違いをチェックする

一般的に、新米は古米よりも高値で売られています。これは、新米独特の風味や鮮度が関係していると考えてください。ただしお米の値段は品種によって異なるため、両者を比較して必ずしも新米の方が高いとは言い切れません。

【購入後】新米と古米の見分け方とは?

お米を手にとって確認できる状態で、新米と古米を見分けたい時には、以下の方法を試してみてください。

お米を触ってみる・匂いを嗅いでみる

酸化が進んだ古米の中に手を入れると、白い粉が手に付着します。新米は古米よりも水分が多く手にくっつく傾向がありますが、古米はパラパラした触り心地です。

また、古米には古米独特の臭いを持つものが多いです。この臭いは米についた糠の脂分の酸化により発生します。

炊いて食べてみる

新米と古米を食べ比べてみると、新米の方がツヤ・モチモチとした食感・甘味があります。それに対して古米は、パラパラとした食感が特徴的です。実際に食べ比べない限り、その差は分かりにくいと感じる方もいるでしょう。

古米ももっと美味しく!ベジセーフをお試し下さい

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ベジセーフを使ったお米の洗い方はとても簡単。まず、ボウルにお米を入れ、1合あたり3~5プッシュのベジセーフを全体に吹きかけます。お米全体にベジセーフが行き渡るように、手で優しく10秒ほど混ぜ合わせるだけ。すると、酸化した米ぬかが浮き上がり、あとは2~3回すすぎ洗いをするだけでOKです。

つけ置きや力を入れて研ぐ必要がないので時短&手間なし。古米でも新米のような美味しさを引き出せるので、毎日のご飯がもっと楽しみになります。

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新米と古米の炊き方に違いはある?

新米は水分量が多いお米であり、扱いには注意が必要です。この章では、新米の正しい炊き方についてまとめました。

新米は短時間で優しく洗う

新米は水分量が多いため、お米の表面が傷つきやすいです。お米を洗う時には古米と比較して、優しく素早く洗い終えましょう。力を入れたり長時間洗い続けたりすると、新米の米粒が傷つき風味が変わってしまいます。

新米は普段よりも少しだけ少ない水で炊く

新米は水の吸水スピードが早いことから、通常の水量で炊くと柔らかくなりすぎる可能性があります。そのため、普段より少し少ない水で炊くようにしてください。具体的にはお米1合に対して10ml程度の量の水を減らすと良いです。

基本的には新米の場合浸漬時間は必要ない

先ほどもお伝えしたように新米は水を吸収しやすいため、炊飯前に浸漬時間を設ける必要はありません。浸漬時間を設けると、べちゃっとした食感になってしまう恐れがあります。新米はすぐに炊飯するようにしてください。

古米を美味しく炊く方法とは?

古米も次のような一手間を加えると、気になる臭いや食感を改善できます。古米を美味しく炊く方法を知っておきましょう。

米は十分洗う

古米独特の臭みが気になる時には、普段よりもしっかりお米を洗いましょう。研ぎ水の濁りがなくなるまで繰り返しお米を洗うことで、古米の臭いを取り除けるでしょう。

調味料や油と一緒に炊く

古米を炊く時に、油を入れるとお米のツヤが出やすくなります。また、お酒や昆布を使えば、お米の臭いを改善する効果が得られるでしょう。少量のお餅をお米と一緒に炊いて、モチモチした食感にするという手もあります。

古米に適した献立を考える

古米ならではの食感は、チャーハンやパエリアなどお米を炒めて調理するメニューに適しています。また、カレーなど味が濃いものに合わせると、古米ならではの臭いや食感も気になりません。古米と新米をレシピごとに使い分ければ、いつも美味しくお米を食べられるでしょう。

まとめ:新米と古米の違いは?臭い・味・価格の違い、見た目で見分けることは可能?

いかがでしたか?今回の内容としては、
・新米と古米には明確な定義がある
・店頭で新米と古米を見分けるためには産年や価格を比較すると良い
・自宅で新米と古米を見分けるためには、触り心地や臭いを確認する
・新米と古米にはそれぞれ適した炊飯方法・調理方法がある
以上の点が重要なポイントでした。新米と古米は工夫次第でどちらも美味しく食べられるお米ですが、それぞれ別の特徴があります。新米と古米を自分で見分けられるようになりたいと考えている方は、この記事を参考にしてください。

野菜もお米もこれ一本で安心!ベジセーフをお試し下さい

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つけ置きや力を入れて研ぐ必要がなく、時短&簡単。お米本来の甘みや透明感を引き出しながら、家族みんなで安心して味わえるふっくらご飯が炊き上がります。

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