きゅうりの正しい洗い方(熱湯・塩など)をご紹介!

夏野菜の代表格とも言える「きゅうり」は、シャキシャキとした食感とみずみずしさが魅力で、サラダや漬物など、生のまま食べる機会が多い野菜です。しかし、その手軽さゆえに「ただ水でサッと洗えば十分」と思われがちかもしれません。実際には、目に見えない雑菌や汚れが付着していることもあります。

本記事では、きゅうりに潜むリスクや、食中毒を防ぐための正しい洗い方、さらに加熱や塩、重曹などを活用した効果的な洗浄方法を詳しく解説します。小さなお子様や高齢者のいるご家庭は特に必見の内容です。正しい知識を身につけて、きゅうりをより安全に、美味しく楽しみましょう。

目次

1.きゅうりを正しく洗わないことのリスクとは?

2.きゅうりの正しい洗い方とは?

3.ベジセーフを使ったきゅうりの洗い方

4.きゅうりを熱湯で洗うべきタイミング・用途とは?

5.生のきゅうりを楽しむおすすめレシピとは?

6.まとめ:きゅうりの正しい洗い方(熱湯・塩など)をご紹介!

7.家に1本!野菜洗浄剤のベジセーフ!

きゅうりを正しく洗わないことのリスクとは?

汚れがついておらず綺麗に見える状態のきゅうりも、必ず正しい方法で洗わなければいけません。十分に洗っていないきゅうりや、洗わずにきゅうりを食べることは、次のような問題につながる事実を知っておいてください。

きゅうりのイボ部分には多くの菌が潜んでいる

きゅうりの表面にはイボ状の突起があり、こうした凹凸には土壌由来の微生物が残りやすい傾向があります。水洗いだけでは細部の汚れや細菌を完全に取り除けないこともあるため、より丁寧な洗浄が重要です。

O157・サルモネラ菌による食中毒のリスクがある

きゅうりを生で食べたことにより、集団で腸管出血性大腸菌O157またはサルモネラ菌による食中毒を発症した事例は、世界中でいくつも存在します。

O157やサルモネラは、家畜の腸管内に生息するケースが多い細菌です。きゅうりを含む野菜がO157やサルモネラに汚染される理由は、農作物は家畜に近い場所で育てられるケースが多いからだと考えられています。特に生で食べる野菜は殺菌・加熱処理の工程がないため、食中毒を起こしやすいと考えてください。

きゅうりの汚染は広がっていく

10本のきゅうりのうち1本だけが汚染されており、十分菌類を落としきれないまま浅漬けで調理した場合、調味料が菌類のエサとなり他のきゅうりも汚染してしまいます。味をしっかり染み込ませるために味付けをした上できゅうりを保管する工程も、菌類の繁殖を手助けする可能性があるでしょう。

O157などは繁殖しても臭いが出ない

食中毒被害の中でもO157汚染を防ぐことが難しい理由は、O157は増殖しても臭わない・見た目に変化が出ないためです。このような理由から、きゅうりのO157汚染に気がつかず、集団食中毒などの大きな問題につながる可能性があります。

きゅうりの正しい洗い方とは?

この章では、正しいきゅうりの洗い方について詳しく説明します。きゅうりは水で軽く洗うのではなく、次のような方法でしっかり洗うようにしてください。

熱湯をかける・熱湯をつける

きゅうりに5秒間熱湯をかけたり、熱湯にきゅうりを5秒間浸ければ、きゅうりに付着した菌を減らすことができます。この際、きゅうり全体にしっかりお湯がかかるようにしてください。

5秒程度であれば、きゅうりの食感や味が変わってしまう心配はありません。長時間きゅうりを熱湯の中に入れておくと、きゅうりに火が通ってしまうため注意しましょう。この、野菜に短時間の加熱処理を行い食品の品質を保つ行為は、「ブランチング」と呼ばれます。

塩で板ずりする

きゅうりに適量の塩をかけ、まな板の上をコロコロと前後に3〜4回動かします。その後、きゅうりの塩を水で洗い流しましょう。

塩自体に殺菌作用はありませんが、塩の浸透圧により微生物中の水分が細胞外に引き出されて細菌・カビなどを減らす効果が期待できるのです。また、板ずりしたきゅうりはうぶ毛やイボが取れて、口当たりが良くなり鮮やかな緑色に変化します。

重曹・お酢で洗う

残留農薬や病原菌を洗い流す方法として、重曹が有効です。水と重曹一つまみを入れたボウルの中にきゅうりを1分ほど入れ、流水で洗い流しましょう。

また、お酢には殺菌効果があるため、重曹の代わりにお酢を使うこともできます。お酢を活用する場合は、水と酢を3:1の比率で薄めて、きゅうりを酢水の中に1分間つけてから洗い流して下さい。

ベジセーフを使ったきゅうりの洗い方

スーパーで鮮度を見分けて買った新鮮なきゅうりは、なるべく安心に、そして美味しく食べたいですよね。そこでおすすめなのが、ベジセーフ!ベジセーフは簡単な使い方で野菜の表面に付いた汚れを綺麗落とすことができます。具体的な使い方は以下の通り。

1.ベジセーフを4回程きゅうりに吹きかける

2.全体を約5秒なじませる

3.最後は軽くすすぎ流し

さまざまな野菜に活用できますので、ぜひお試しください。

ベジセーフ|商品はコチラ
https://vegesafe.jp/shop/search?q%5Bname_cont%5D=

きゅうりを熱湯で洗うべきタイミング・用途とは?

きゅうりに熱湯を使うことに抵抗があったり、面倒だと感じる方もいるものです。しかし、きゅうりの加熱処理は菌を減らす方法として有効である事実を知っておきましょう。特に以下のようなシーンでは、きゅうりを加熱処理するべきです。

年配の方や小さい子供向けのメニューに使う

年配の方や小さなお子様は抵抗力が低く、万が一食中毒になった時に重症化する恐れがあります。年配の方・子供向けの食事を作る際は、普段よりも細心の注意を払うべきなのです。きゅうりを熱湯処理することで、生の野菜を食べる際の食中毒リスクを最小限に抑えられるでしょう。

お弁当に入れるきゅうり

暑い時季のお弁当に生野菜を入れると、お弁当を食べるまでの時間に細菌が繁殖する可能性があります。生のきゅうりをお弁当に入れる時には、事前に熱湯処理をして食中毒のリスクを減らすべきでしょう。また、温かいおかずは粗熱をとってからお弁当に詰めるなどの工夫も必要です。

浅漬け用のきゅうり

浅漬けは長期間発酵させた漬物と比較して、酸性が弱く食塩濃度も低いことから、食中毒の原因になるリスクがあります。また、味付けの過程で放置される時間ができるため、浅漬け中に細菌が繁殖する事例も多いのです。浅漬けにして食べようと考えているきゅうりは、熱湯処理するべきでしょう。

生のきゅうりを楽しむおすすめレシピとは?

最後に、生のきゅうりを楽しめるおすすめのレシピを紹介します。

ごま油と和えるだけの中華風きゅうり

ごま油ときゅうりを和えるだけで完成する簡単レシピですが、濃いめの味付けが病みつきになります。買い過ぎてしまったきゅうりの大量消費にも適しているでしょう。

【材料】
・きゅうり 1本
・炒り白胡麻 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ1/2

【調理方法】
1.きゅうりを小さめの乱切りにする
2.きゅうりとごま油・鶏ガラスープの素を混ぜる
3.最後に炒り白胡麻を混ぜて完成

きゅうりともやしのツナナムル

きゅうり・もやし・ツナを混ぜたナムルです。電子レンジを使うだけで作れる時短メニューなので、忙しい日の副菜やお弁当のおかずに使いやすいでしょう。

【材料】
・きゅうり 1本
・もやし 200g
・塩 小さじ1/2
・ツナ油漬け 50g
・Aしょうゆ 小さじ2
・Aごま油 小さじ2
・A鶏ガラスープの素 小さじ1

【調理方法】
1.きゅうりは正しい方法で洗い、斜め切りにする
2.きゅうりをボウルに入れて塩もみし、3分程度放置する
3.もやしを耐熱容器に入れてラップをかけ、600Wの電子レンジで2分間加熱する
4.別のボウルにきゅうり・もやし・ツナと、調味料Aを入れて混ぜる
5.器に盛り付けて完成

まとめ:きゅうりの正しい洗い方(熱湯・塩など)をご紹介!

いかがでしたか?今回の内容としては、

・きゅうりは軽く水洗いしただけでは付着した菌類を洗い流せない
・きゅうりを正しく洗わないまま生で食べると食中毒になる可能性がある
・きゅうりは熱湯・重曹・酢で洗うと良い
・きゅうりを塩ずりすると殺菌効果のみでなく口当たりを良くできる

以上の点が重要なポイントでした。きゅうりは生で食べる機会が多い野菜ですので、この記事を参考に、きゅうりを安全に食べられるようにしてくださいね。

1家に1本!野菜洗浄剤のベジセーフ!

ベジセーフは、食材を安全に洗うための還元型アルカリバブル電解水です。成分は99.88%が純水、0.12%が炭酸カリウムで、電気分解によって作られています。pH11.4のアルカリ性で、ワックスや皮脂汚れなど水では落としにくい汚れをしっかり洗浄。

使い方は簡単で、食材にスプレーしてなじませ、流水で洗い流すだけ。野菜や果物だけでなく、お米や魚の臭み・雑菌除去にも活用できます。防腐剤や界面活性剤を含まないため、食材や手肌にも優しく、家族みんなで安心して使える洗浄水です。

ベジセーフ|商品はコチラ
https://vegesafe.jp/shop/search?q%5Bname_cont%5D=