「りんごは体に良い」とよく聞くけれど、せっかくなら皮まで丸ごと食べて、その豊富な栄養をしっかり摂りたいですよね。でも、店頭に並んでいたりんごをそのまま皮ごと食べて大丈夫なのかな…と不安に感じる方もいるかもしれません。
この記事では、りんごを皮ごと食べる際の正しい洗い方から、意外と知られていない皮に秘められた栄養素やその効能まで、詳しく解説します。
りんごの栄養を余すことなく摂りたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んで、毎日の食生活にりんごを丸ごと取り入れるヒントにしてくださいね。
目次
- 1.りんごの皮に含まれる栄養素と効能とは?
- 2.りんごを皮ごと・皮なしで食べる時の栄養素の違いとは?
- 3.りんごの正しい洗い方とは?
- 4.べたつくりんごをスッキリさせるならベジセーフ
- 5.りんごを丸ごと食べる時の注意点とは?
- 6.まとめ:りんごを皮ごと食べる場合の洗い方!栄養・効能も紹介!
- 7.りんごを皮ごと食べるならベジセーフ
りんごの皮に含まれる栄養素と効能とは?
りんごの皮には、非常に多くの有益な栄養素が含まれています。まずは、りんごを皮ごと食べるメリットを知りましょう。
便秘解消・ダイエットに効果的な食物繊維
皮ごと食べるりんごには、約4.2〜4.7gもの豊富な食物繊維が含まれています。食物繊維は、便の量を増やしたり、水分を吸収して排便をスムーズにするなどの効果があるだけでなく、善玉菌のエサになって腸内環境を整えます。
また、食物繊維の消化には多くの時間が必要であるため、食物繊維が豊富な食べ物は満腹感が持続しやすいという特徴も持ちます。このような理由から、りんごは便秘解消・食べ過ぎ予防に役立つと考えてください。
肌の紫外線ダメージを減少させるビタミンC
りんごを皮ごと食べると、皮を剥いてりんごを食べる時よりも多くのビタミンCが摂取できます。具体的には、1個のりんごから約10〜12mgのビタミンCを摂取可能です。
ビタミンCには、免疫力を高める効果・免疫力を向上させる効果・肌の老化を防ぐ抗酸化作用があります。さらに、ビタミンCはコラーゲンの生成もサポートすることから、肌の弾力やハリを維持するために有効だと言えるでしょう。
お肌を美しく保つポリフェノール
皮ごと食べるりんごには、実だけを食べるりんごの120%ものポリフェノールが含まれます。
皮ごとのりんごから摂取できるポリフェノールの量は、約36mgです。
ポリフェノールはビタミンCと同じく抗酸化作用を持つ成分であり、肌の老化を防いで美しく若々しい肌を維持します。さらに、ポリフェノールを積極的に摂取すれば、炎症やニキビの発生を予防する効果も期待できるのです。
りんごを皮ごと・皮なしで食べる時の栄養素の違いとは?
りんごを皮ごと・皮なしで食べる時には、摂取できる栄養素が変化します。以下の表を参考にしてください。
栄養成分 | 皮なし | 皮付き |
---|---|---|
エネルギー | 53kcal | 56kcal |
炭水化物 | 15.5g | 16.2g |
水溶性食物繊維 | 0.4g | 0.5g |
不溶性食物繊維 | 1.0g | 1.4g |
ビタミンC | 4mg | 6mg |
β-カロテン当量 | 15μg | 27μg |
マグネシウム | 3mg | 5mg |
※りんご100g中の栄養素の目安
りんごは皮のまま食べた方が、多くの栄養素を摂取できるのがわかりますね。
りんごの正しい洗い方とは?
りんごを皮ごと食べる時に、りんごの皮に付着した汚れや細菌が心配になる方も多いでしょう。この章では、りんごの正しい洗い方について見ていきましょう。
流水でしっかり洗う
りんごの皮に付着した汚れは流水で洗い流せます。ただし、りんごの茎にある隙間部分には汚れやゴミが溜まりやすいことから、注意してください。柔らかいスポンジや布を使うと、よりしっかり汚れを洗い流せるでしょう。汚れを落としたいと考えて力を入れ過ぎると、りんごに傷をつけてしまいます。優しく丁寧に洗うことを意識してください。しかし、気になるのが、りんごの皮に付着しているべたつきはなかなか落とせない点です。
りんごに塩を揉みこんで洗う
りんごの表面には、光沢を保つために天然または人工的なワックス成分が施されていることがあります。このワックスは食品衛生法の基準を満たしているため人体に直ちに害を及ぼすものではありませんが、表面に付着したホコリや雑菌が一緒に残っている可能性もあります。
このような汚れを落とすために昔から使われてきたのが「塩を使った洗浄法」です。りんごの皮に塩をまぶしてやさしく揉み込むことで、こすり洗い効果によって表面のワックスや汚れを物理的に落とすことができます。また、塩にはある程度の殺菌効果もあるため、表面の細菌類の除去にも役立ちます。
さらに、塩を水に溶かして塩水(0.5〜1%濃度)を作り、りんごを数分間浸してから洗い流す方法も効果的です。ただし塩が残ると塩味がついてしまうことがあるため、洗浄後はたっぷりの流水で十分に洗い流すことが大切です。
重曹を溶かした水で洗う
重曹はアルカリ性であり、大半の農薬は酸性です。そのため、2カップの水にスプーン1杯の重曹を溶かして作った重曹水にりんごを浸すと、りんごに付着した農薬を取り除けます。重曹水から出したりんごは、流水でよく洗い流しましょう。
べたつくりんごをスッキリさせるならベジセーフ
べたつくりんごをスッキリさせて皮ごと食べたい方にお勧めなのがベジセーフ!使い方はとっても簡単!ベジセーフを数回吹きかけてあとは手で馴染ませ、水ですすぐだけ。皮ごと縦切りにして、スティック状にして食べるのもおすすめです!
りんごを丸ごと食べる時の注意点とは?
りんごを皮ごと食べる時には、汚れ以外に以下の注意点があることを知っておきましょう。
歯茎や歯に負担がかかる
りんごを丸かじりする時には、歯茎・歯に負担がかかります。歯と歯茎がデリケートな方は、りんごをそのまま食べるのではなく、皮付きのままカットすると良いでしょう。りんごを横にして輪切りにするスターカットなら、短時間で簡単にりんごを切り分けられます。
虫食い・傷に注意する
りんごの皮に小さな傷や虫食いのあとが見つかることがありますが、そうした部分は風味や食感に影響を与える場合もあるため、気になる箇所は切り取ってから食べるのがおすすめです。また、傷んでいる部分があるときは、念のため皮をむいてから食べると安心です。
購入時や洗うときには、りんごの状態をよく観察し、新鮮な部分を上手に活用する意識を持つと、より美味しくりんごを楽しめます。
りんごの皮の食感は品種によって異なる
りんごの皮は、品種によって固さや食感に違いがあります。実は、世界には約15,000種類ものりんごが存在しており、それぞれに特徴があります。中でも、皮ごとでも食べやすい品種として知られているのが、「王林」や「ジョナゴールド」、「千秋」、「紅玉」などです。
こうした品種は、皮が比較的やわらかく、渋みも少ないため、そのままでも美味しく味わえるのが魅力です。いろいろな品種を試しながら、自分にとって食べやすいりんごを見つけてみるのも、りんごの楽しみ方のひとつかもしれません。
まとめ:りんごを皮ごと食べる場合の洗い方!栄養・効能も紹介!
いかがでしたか?今回の内容としては、
- りんごの皮には豊富な栄養素が含まれる
- りんごを正しく洗うためには、流水・水・塩・重曹が有効
- りんごの皮が苦手な方は、火を通して食べると良い
- りんごの皮が食べやすい品種もあるため、自分好みの品種を探すべき
以上の点が重要なポイントでした。りんごに含まれる栄養素を満遍なく摂取するために、りんごは丸ごと食べるべきです。この記事を参考に、正しい方法でりんごを洗い皮ごと食べられるようにしましょう。
りんごを皮ごと食べるならベジセーフ
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