じゃがいもは普段の食卓で大活躍する食材ですが、表面がゴツゴツしていて皮むきが手間に感じられることもあります。特にたくさん調理する時には、その作業の負担も大きくなりますよね。しかし、ちょっとした工夫で皮むきは驚くほど簡単になり、さらに皮ごと食べることで栄養や旨味を丸ごと楽しむことも可能です。
この記事では、じゃがいもの皮を手軽にむく方法や、皮ごと食べるメリット、注意点まで詳しく解説します。普段の調理のストレスを減らし、じゃがいもをもっとおいしく健康的に楽しみたい方は、ぜひ最後までチェックしてください。
目次
1.じゃがいもの皮を簡単にむく方法とは？
2.じゃがいもの皮はむかずに食べるべき？
3.じゃがいもを皮ごと食べるならベジセーフで決まり！
4.じゃがいもを皮ごと食べる時の注意点とは？
5.皮ごと食べるじゃがいものレシピとは？
6.まとめ：面倒なじゃがいもの皮むき…簡単な皮むき方法とは？皮をむくのはもったいない？
7.野菜高騰の今！家計にも優しいベジセーフ！
じゃがいもの皮を簡単にむく方法とは？
まずは、じゃがいもの皮を簡単にむく方法を紹介します。
じゃがいもを茹でてから皮をむく方法
じゃがいもを茹でた後に皮をむくようにすると、ツルッと簡単に皮がはがれます。茹でてからじゃがいもの皮をむく手順は、次の通りです。
1.じゃがいもを洗って汚れを落とす
2.包丁を使ってじゃがいもの芽を取り除く
3.包丁で、じゃがいもの表面に切れ目をぐるりと一周入れておく
4.じゃがいもと、じゃがいもが浸るくらいの量の水を鍋に入れて強火で加熱する
5.水が沸騰したら中火にして15分間程度茹でる
6.じゃがいもの表面のみに火が通った状態で取り出し、冷水に入れて粗熱をとる
7.じゃがいもを両手で持ち、親指で皮の切れ目を開くようにして皮をむく
茹でたじゃがいもは表面に火が通っているため、この後の調理時間を短くできます。
マッシュドポテト用のじゃがいもの皮をむく方法
マッシュドポテトやポテトサラダ用のじゃがいもは、先ほどと同じ方法で皮付きのまま加熱し、茹で時間を15分から30分に伸ばしてください。じゃがいもの中までしっかり火を通します。または、じゃがいもを15分間茹でた後に皮をむき、500Wの電子レンジで1〜2分間加熱するという方法もあります。どちらの方法を用いても、ホクホクとした食感になるでしょう。
新じゃがいもの皮はアルミホイルで擦るだけ
通常のじゃがいもと違い、新じゃがいもの皮は非常に薄くて柔らかいです。茹でたり皮むき器を使用したりする必要はなく、水で汚れを洗い流した後に丸めたアルミホイルやたわしで表面を擦りましょう。
それだけで、スルスルと皮を取り除けます。
じゃがいもの皮はむかずに食べるべき？
じゃがいもは皮ごと食べられる野菜であり、皮をむかずに調理しても構いません。じゃがいもを皮ごと食べると、次のようなメリットを得られます。
じゃがいもの皮には豊富な栄養素が含まれている
じゃがいもの皮には、じゃがいもを酸化や紫外線から守るための栄養がたっぷり含まれています。ビタミンC・食物繊維などが特に多く、免疫力・抗酸化作用を高める効果が期待できるのです。また、じゃがいもの皮付近にはポリフェノールが存在するため、老化防止にも役立つでしょう。栄養価の面を考えると、皮を捨ててしまうのはもったいないと言えるのです。
調理の時間と手間を減らせる
じゃがいもを皮ごと食べるようにすれば、じゃがいもの皮むきの手間がなくなります。特にじゃがいもは他の野菜と比較しても、ゴツゴツとしており表面が滑らかではないので、皮むきに苦手意識を持つ方も多いでしょう。じゃがいもを皮まで食べることで、調理時間を短くできます。
フードロス削減に貢献できる
フードロスとは、食べられる食品を廃棄することであり、家庭での食べ残し・お店での売れ残りの他に、過剰な除去も含まれます。本来であれば食べられる部位である野菜の皮も食べるようにすれば、フードロスを削減する効果が期待できるのです。
じゃがいもを皮ごと食べるならベジセーフで決まり！
じゃがいもを皮ごと美味しく食べたいなら、「ベジセーフ」で洗いましょう！ベジセーフは還元型アルカリバブル電解水を使用した食材洗浄水で汚れをスッキリ落とし、食材の本来の美味しさを引き出します。
使い方は簡単！土を水でしっかり落とした後に、じゃがいもにシュッと吹きかけ、5秒程度手でなじませてすすぐだけ。これだけでじゃがいもの土臭さがスッキリします。皮には栄養がたっぷり含まれているので、しっかり洗って無駄なく食べるのが理想的。安全・簡単の「ベジセーフ」で、じゃがいもをもっと美味しく楽しみませんか？
じゃがいもを皮ごと食べる時の注意点とは？
じゃがいもは皮ごと食べられる野菜ですが、次のような注意点も意識しなければいけません。下処理を誤ると、じゃがいもの皮のせいで体調を崩してしまう恐れがあるのです。じゃがいもを皮まで食べたいと考えている方は、その注意点を十分理解してください。
芽が出ている・皮が緑色のじゃがいもの皮は食べない
じゃがいもを購入してから時間が経過し、じゃがいもの表面から芽が出ている・皮部分が緑色に変色している場合は、皮をむいてからじゃがいもを食べてください。なぜなら、じゃがいもの芽や緑の皮の部分には、ソラニン・チャコニンという天然毒素が含まれているためです。
このような部位を口にすると、嘔吐・下痢・腹痛・頭痛などの症状が出る恐れがあります。じゃがいもの芽を取り除く時には、包丁を使用してしっかりくり抜くようにしてください。
家庭菜園で育てたじゃがいもは皮をむく
家庭菜園や学校の畑などで育てたじゃがいもは、十分に熟しておらず、含まれるソラニン・チャコニンが通常のじゃがいもよりも多いことがあります。未熟なものや緑化している場合は注意し、皮をむくようにしてください。
皮表面の汚れを十分取り除いておく
皮ごとじゃがいもを食べる時には、じゃがいもの皮に付着した土汚れなどをしっかり洗い流してください。スポンジやたわしで擦るだけでなく、野菜用洗剤を使っても良いでしょう。特にじゃがいものボコボコした溝部分に入り込んだ汚れは、なかなか落としにくいものです。
皮ごと食べるじゃがいものレシピとは？
じゃがいもを皮ごと調理した方が、見栄えが良い・美味しいレシピを紹介します。
じゃがバター
屋台で食べるような基本のじゃがバターは、皮付きの方がじゃがいものホクホク感をキープできます。
電子レンジで調理すれば、時間がない時でも簡単に調理を済ませられるでしょう
【材料】2人分
・じゃがいも：2個
・バター：適量
・味付塩こしょう：適量
【調理方法】
1.じゃがいもをよく洗い、芽があれば取り除く
2.じゃがいもに深さ2／3程度まで切り込みを十字で入れる
3.じゃがいもに水分がついた状態のまま耐熱皿に入れる
4.耐熱皿にラップをかけて600Wのレンジで6〜7分加熱する
5.じゃがいもの中までしっかり火が通っていたら、味付塩こしょうをかけてバターをのせる
皮付きじゃがいものポテトサラダ
皮付きのじゃがいもで作るポテトサラダは、栄養満点なメニューです。
新じゃがいもを使えば、じゃがいものしっとりした食感を楽しめます。
【材料】2人分
・新じゃがいも：200g
・ハム：2枚
・きゅうり：1／4本
・新玉ねぎ：40g
・味付塩こしょう：適量
・（A）砂糖：小さじ1／2
・（A）粒マスタード：小さじ1
・（A）マヨネーズ：大さじ2
【調理方法】
1.きゅうりを小口切り・ハムを短冊切りにしておく
2.新玉ねぎは薄切りして水にさらした上で、水気を切る
3.新じゃがいもを洗い、芽を取り除く
4.新じゃがいもを皮ごと8等分にカットする
5.耐熱皿に新じゃがいもを入れて600Wのレンジで5分間加熱する
6.じゃがいもに火が通っているのを確認してフォークで軽く潰す
7.味付塩こしょうで味付けしながら混ぜ合わせる
8.粗熱をとり、その他の具材と（A）を混ぜて完成
まとめ：面倒なじゃがいもの皮むき…簡単な皮むき方法とは？皮をむくのはもったいない？
いかがでしたか？今回の内容としては、
・じゃがいもの皮は茹でてからなら簡単にむける
・じゃがいもの皮には豊富な栄養素が含まれる
・じゃがいもを皮ごと食べる時には、十分付着した汚れを洗い流す
・皮が緑色・芽が生えているじゃがいもの皮は食べない方が良い
以上の点が重要なポイントでした。じゃがいもは皮ごと食べることで調理の手間を減らせます。この記事を参考に、じゃがいもを丸ごと食べてみましょう。
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